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800年以上前から存在!?紅白幕の歴史からまるっとご紹介
更新日: 2025年6月13日 13:46
800年以上前から存在!?紅白幕の歴史からまるっとご紹介
皆さんは「紅白」と言われて、何を思い浮かべるでしょうか。
年末に放送される「紅白歌合戦」?小中高の入学式?国旗を浮かべる方もいらっしゃるでしょうか。
そんな日本人にとって馴染みのある紅白(赤と白)の組み合わせ、実は平安時代から使われているんです!!
今回のコラムでは、紅白幕の歴史からまるっとご紹介します。
紅白幕について
なぜ赤と白が使われたのか
この赤と白の組み合わせ、800年以上前の平安時代にあった源平合戦が始まりです。源氏は白旗・平家は赤旗を用いて戦ったことから紅白の組み合わせが使われるようになったとされています。
戦いの際に用いられた対照的な配色ということから、現代では紅白歌合戦・学校の運動会など対抗する場合に赤と白の組み合わせが用いられるようになりました。
決して、悪い意味だけでなく入学式・竣工式のような縁起が良いときにも用いられる配色ともされています。
紅白幕の歴史・由来について
色の組み合わせとしては、随分前から使われてきましたが、赤と白の配色で「幕」を作るようになったのは昭和初期頃だといわれています。
紅白幕ってどんなときに使うの?
では次に、紅白幕がどんなときに使われるか見ていきましょう。
竣工式・地鎮祭
建築物や施設が完成したする前後に、安全を願う式で使用されます。
地鎮祭は建物を建てる前に土地の神様に工事の安全を祈願する儀式です。
竣工式とは新しい建物の完成を感謝して、神様に報告し、感謝の気持ちを現すために行う目的としており、同時に竣工した建物の堅牢と末永い繁栄を神に祈願する式です。
入学式・卒業式などの学校行事
新しい生活を始める・その始まりを祝うという意味で使用されます。
おめでたい雰囲気を高めてくれるため、今となっては欠かせません。
お祭りやイベントごと
赤と白が使われているため目が引きやすい紅白幕は、バーゲンセールやキャンペーンイベント、お正月などの季節行事まで幅広く使われます。
販売ごとでは、 華やかさを添え来場者の気分を高めてくれる効果が期待できます。
紅白に使われる素材について
紅白幕は、上記のように入学式のような室内や竣工式のような屋外で使われることから素材にも違いがあります。
そこで、紅白幕の素材についてご紹介します。
テトロンポンジ(ポリエステル)
安価で軽量という特徴があり、生地が薄めなことから、入学式や卒業式などの屋内で使用する場合、短期で設置する場合におすすめです。

ビニール
雨が降ったときや、液体の汚れがついてしまっても簡単に拭き取れる特徴があります。
屋台や飲食店での利用におすすめです。

防炎加工テトロンポンジ
テトロンポンジに防炎加工を施したものになります。
万が一の場合に備えることができ、設置場所にも困りません。

紅白幕の「1間」ってなに?
紅白幕は横幅の長さを表す単位として「間(けん)」が使われます。
1間は1.8メートル、2間は3.6メートルと1.8の倍数で長さが変わっていきます。
どこで購入できるのか
ホームセンターで取り扱っている場合もありますが、店舗での取り扱いはほとんどありません。
そのため、基本的に紅白幕を購入したい場合は、WEBでの注文が主流となっています。
のぼり屋さんドットコムでは、のぼりだけではなく紅白幕も取り扱っているため是非ご覧になってください。
まとめ
このコラムでは、紅白幕の歴史、用途、素材について説明してきました。
古い歴史を持つ紅白幕は今でも幅広く使用されています。
生地にも種類があるため、あらゆる場面で活躍できると思われます。
学校行事からイベントまで、紅白幕を使う際は、ぜひ本コラムを参考にしてください。
