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タペストリーの洗い方を解説!汚れを落とす方法は?
タペストリーの洗い方を解説!汚れを落とす方法は?
タペストリーはプリント部分が色落ちしたり、生地がほつれたりしやすいため、洗濯機ではなく手洗いで優しく汚れを落としましょう。汚れがひどい場合は中性洗剤を濡れた布に含ませ、汚れている部分を優しく拭き取りましょう。本記事で詳しく解説しています。
タペストリーを傷めずに洗うには、手洗いが一番です。濡らした柔らかい布を使って、優しく汚れを拭き取りましょう。
洗濯機や漂白剤を使うと、タペストリーの色落ちやほつれの原因となってしまいます。
本記事では、タペストリーを洗う方法や日頃のお手入れ方法について解説します。
タペストリーの汚れは優しく手洗いする
タペストリーが汚れた場合は、そのまま放置せず優しく手洗いしましょう。軽い汚れであれば、濡らした柔らかい布をタペストリーの汚れの部分にそっと当て、優しく丁寧に拭き取ってください。
汚れが落ちない場合は、食器用の中性洗剤を使います。まずは濡らした柔らかい布に、中性洗剤を少量含ませます。続いてタペストリーの汚れを優しく拭き取り、洗剤がタペストリーに残らないようしっかり水拭きしましょう。
水拭きが終わったら、タペストリーをしっかり広げ、完全に乾くまで部屋干しします。水分が残っていると、シワやカビの原因となります。タペストリーの日焼けを防ぐために、窓際や蛍光灯が当たる場所を避けて干すのがポイントです。
なお、汚れが落ちないからといって、薄めた漂白剤または漂白剤入りの洗剤を使うのは厳禁です。タペストリーが色落ち・変色してしまう可能性があります。
洗濯機を使うとほつれ・シワ・色落ちの原因に
タペストリーを洗うとき、洗濯機を利用するのは控えましょう。生地の傷みやほつれ、色落ちの原因となるからです。タペストリーの生地によっては耐候性に優れ、色落ちに強いものもあります。そのようなタペストリーであっても、洗濯機の使用は控えて基本は手洗いすることをおすすめします。
タペストリーを傷めずにシワ伸ばしする2つの方法
洗ったタペストリーがシワっぽくなってしまった、畳んで保管していたため折れ線がついてしまったという場合は、次の2つの方法でシワを伸ばしましょう。シワ伸ばしをする際は、タペストリーと同じ素材の生地で一度試しておくことをおすすめします。特にポリエステル系の生地は注意しましょう。
1. 110~150℃(低)でアイロンをかける
アイロンでシワ伸ばしをする際は、設定温度が重要です。タペストリーはポリエステルなどの合成繊維でできていることが多く、高い温度でアイロンをかけてしまうと変色する可能性があります。アイロンの温度は110~150℃、「低・中・高」の3段階設定の場合は「低」に設定しましょう。
また、アイロンをかける際は、タペストリーを裏返し、当て布の上からゆっくりシワを伸ばしていきます。表面から直接アイロンをかけてしまうと、プリント部分のインクが滲むことがあるからです。
2. シワ取りスプレーでシワを伸ばす
タペストリーの素材が極端に熱に弱い場合は、衣類用のシワ取りスプレーを使いましょう。まずはタペストリーをハンガーにかけ、20cm程度離れた位置からシワ取りスプレーを吹きかけます。シワの気になるところだけで構いません。シワ取りスプレーが生地に染み込むのを待ってから、縦・横・斜めの四方にタペストリーを引っ張ってシワを伸ばします。生地を傷めないよう、力加減に注意しましょう。タペストリーが完全に乾き終わり、シワが伸びていたら完了です。
タペストリーは傷めないためには日頃のお手入れが重要
タペストリーをできるだけ長持ちさせるには、こまめなお手入れが必要です。飾っているあいだに付着するホコリは、洋服ブラシなどを使って優しく払いましょう。プリント部分はインクが剥げ落ちないよう、特に慎重に行ってください。シミなどの汚れがついてしまったときは、できるだけ早く落としましょう。時間が経過すればする程落ちにくくなります。
紫外線が当たる場所や高温多湿の場所を避けて飾る
タペストリーが劣化する大きな原因は紫外線です。日光や蛍光灯が当たる場所にタペストリーを設置すると、色あせ・変色してしまう可能性があります。できるだけ窓や蛍光灯から遠い場所に設置しましょう。また、高温多湿にも注意が必要です。風通しが悪く、ジメジメとした場所に設置していると、タペストリーにカビが発生してしやすくなります。
【まとめ】正しいお手入れ方法でタペストリーを長く愛用しよう
タペストリーは色落ちやシワ、ほつれなど劣化しやすいため、汚れは洗濯機ではなく手洗いで優しく落としましょう。なお、水拭きで汚れが落ちない場合は中性洗剤を使用します。漂白剤は色落ちの原因となるため、使用を控えてください。
タペストリーを長く愛用したいなら、日頃のお手入れが肝心です。洗い方だけでなく、タペストリーの設置場所に気を配り、ホコリの払い方、シワの伸ばし方など、できるだけ生地を傷めない方法で行いましょう。
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