のぼり屋さんドットコムTOP > のぼりのノウハウ > 着物の帯をリメイク!タペストリーの作り方
着物の帯をリメイク!タペストリーの作り方
着物の帯をリメイク!タペストリーの作り方
着物の帯をリメイクするならタペストリーがおすすめです。使っていない帯・タペストリー棒・紐さえあれば作れるため、着物リメイク初心者でも簡単です。華やかな帯タペストリーは、部屋に飾るだけで高級感を演出できます。本記事で詳しく解説しています。
着物の帯で作るタペストリーは、誰でも簡単にできる着物リメイクです。帯の幅を活かして作れるため、裁断したり複雑な縫製などが必要ありません。用意するものもタペストリー棒と紐、タッセルなどの飾りだけで良いため、材料費もあまりかかりません。
帯の柄を活かしたおしゃれなインテリアアイテムとして和室だけでなく、リビングや玄関に飾ったり洋室を和モダンテイストに演出したりできるでしょう。思い出の詰まった帯でタペストリーを作って、敬老の日の祖父母へのプレゼントにするのもおすすめです。
今回は、着物の帯のリメイクとして、簡単なタペストリーの作り方を解説します。
着物の帯リメイクならタペストリーがおすすめ
祖母や母からのお下がりや子供が七五三のときに購入したものなど、今はもう着なくなった着物のリメイクの1つに、帯を再利用したタペストリーがあります。帯に詰まった家族の思い出をそのままに、飾るだけで部屋を華やかにするインテリアです。帯の柄次第では、和室だけでなく洋室にもマッチします。部屋を和モダンに演出したいときなどにぴったりです。
また、書き初めなどの習字作品を部屋に飾る際、着物の帯で作ったタペストリーを利用することで、作品がグッと引き立つでしょう。
敬老の日や海外の方へのプレゼントにもぴったり
着物の帯の美しい柄を最大限に活かして作る帯のタペストリーは、プレゼントにもピッタリの着物リメイクアイテムです。
例えば敬老の日のプレゼントとして、使用しなくなった祖母の帯を使ってタペストリーを作って贈るのも良いでしょう。また、海外の方へのお土産としてもおすすめです。
着物の帯タペストリーの作り方
着物の帯を使ったタペストリーは、少ない道具と工程で簡単に作成できます。着物リメイクを始めようとしている方の入門編としてもピッタリなので、使っていない帯があるならぜひ挑戦してみましょう。
基本の作り方と必要な道具は次のとおりです。
【必要な道具】
- 帯
- タペストリー棒
- 70〜90cm程度の紐
- タッセルや風鎮などの飾り
- 裁縫道具(針・糸・はさみ)
- 消えるチャコペン
【作り方】
- タペストリーの上側になる方は、仕上がり線から縫い代目安を8〜10cm程度長めにとってカットします。タペストリー棒の直径が1.5cmの場合は8cm、2cmある場合は9〜10cmと、棒の直径に合わせて縫い代を調整しましょう。 なお、タペストリー棒は100円ショップで売っている突っ張り棒で代用可能です。
- 下側は、仕上がり線から1.5cm縫い代をとってカットします。帯芯が入っている場合は縫い代分のみをカットし、1.5cm内側へ折りこみましょう。
- 合わせた部分を縫い合わせましょう。厚手の生地の折りしろの始末は千鳥がけ縫いがおすすめです。布をしっかりと押さえることができれば、まつり縫いでもかまいません。
- 帯を裏替えし、上側から6.5cmのところに印をつけます。線を引くときはあとから消えるチャコペンを使いましょう。仕上がりが綺麗になります。
- 上側を先ほど付けた線に合わせて折り縫いをします。縫い方に決まりはありません。かがり縫いやまつり縫い、コの字綴じなど、好きな縫い方で大丈夫です。ただ、縫い目が目立つ縫い方は避けたほうが良いでしょう。
- 続いて、下側の形を整えましょう。仕上がりの形(Vの字)に1.5cm折りこみ、飾りを仮止めします。綺麗に仕上げるポイントは、帯の文様に合わせてVの字の角度を調整することです。
- 残っている縫い代を裏側に折り込んで、仕上がり線に合わせて縫っていきます。好きな縫い方で構いません。あとはタペストリー棒と紐を通し、Vの字の先端に用意しておいたタッセルや風鎮などの飾りを縫い付けて完成です。
タペストリーの下部分はVの字ではなく、上部分と同じ縫い方で仕上げるのも良いでしょう。また、帯の長さを調整し、余った帯を半分に折ってリボン結びを作り、華やかな飾り付きのタペストリーを作るのも良いでしょう。帯締めを飾り紐として使用するのもおすすめです。アレンジ次第でさまざまな表情を演出できます。
【まとめ】着物の帯で作るタペストリーで部屋を華やかに演出
着物の帯を再利用して作るタペストリーは、初心者向けの着物リメイクです。用意するものも少なく、簡単に作成できます。
伝統的な文様の帯では和室に似合う上品なタペストリー、近代的でモダンな柄の帯からはリビングや洋室を彩る華やかなタペストリーと、帯の文様・柄・色、アレンジによって、自分好みのタペストリーを作れます。
敬老の日や海外の方へのプレゼントにもピッタリなので、家に眠ったままの帯があるなら是非挑戦してみてください。
記事一覧
- 戦国時代ののぼり旗とは?人気武将ののぼり旗も紹介!
- のぼりの収納方法とポイントを解説
- 必勝だるまとは?意味や由来、目の入れ方などについてご紹介
- ゲートフラッグとは?使用用途や自分で作る方法をご紹介
- スポーツ関連の記念品にはオリジナルグッズを作ろう!
- Pバナーとは?デザイン性の高いのぼりでイベントや店舗をおしゃれに演出しよう!
- 女性の集客を目指そう! 販促効果が高いのぼりを作るポイント
- 【観光スポット・お祭り会場】のぼり旗を設置するメリットと作成時のポイント
- のぼり旗の印刷方法とは?シルクスクリーン印刷とダイレクト昇華印刷の違い
- 写真入りのぼり旗でアピールしよう!写真を使うメリットと作成時のポイント
- 養生シートと養生幕の認識の違いを整理!それぞれの目的や役割を解説
- 現場シートとは? 種類や効果、基本的な使い方を解説
- 同人・イベントブースの設営で意識したいポイントを5つご紹介!
- 屋外イベントで活躍するのぼり旗の種類をご紹介!
- のぼりの効果的な設置間隔や目を引くデザインのポイントを解説!
- のぼり旗を選ぶメリットは? 効果を高める方法も解説!
- 応援旗の種類とデザインのコツを解説!
- 懸垂幕をデザインするときのポイントを解説!オリジナルの懸垂幕でアピールしよう
- のぼり旗のフォントはどんな種類があるの? 作成時のポイントを解説
- のぼり旗は色選びが重要! 作成時のコツや色の視覚効果をご紹介