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タペストリーを看板として活用するメリットは?効果的なデザインや設置方法を解説
更新日: 2025年6月18日 13:59
タペストリーを看板として活用するメリットは?効果的なデザインや設置方法を解説
店舗の販促やイベントの宣伝を考えている事業者の方は、タペストリー看板の導入を検討してはいかがでしょうか。安価で省スペース、かつターゲットの心に刺さる魅力的な訴求がしやすい効果的な広告です。
タペストリー看板は生地の選び方次第で耐久性が高まり、ポイントを踏まえたデザインを取り入れることで視認性や訴求力が向上します。独特の質感や色彩を生かした表現力は飲食物のPRの際に力を発揮するでしょう。
本記事ではタペストリー看板のメリットや効果的なデザインのポイント、主な活用シーンを紹介します。
タペストリーを看板として活用するメリット
タペストリーを看板として活用するメリットは、コストを抑えられることや長期間の使用に耐えられることです。
タペストリーは、突き出し看板やスタンド看板と比較して制作費用を低く抑えられます。紙のポスターと異なり、付け外しを繰り返しても、剥がれたり傷が発生したりする心配もありません。
簡単に設置できる利便性の高さも利点です。ハトメや棒縫い加工を施すことで商店街のフラッグや店舗前などさまざまな場所に設置できます。
平面的で置き型の看板に比べて目立ちにくい場合がありますが、取り付け場所や見せ方を工夫すれば、道行く人の注意を引く十分な効果が見込めます。厚みがありサイズ的に小さくても存在感が出るため、省スペースかつ効果的な訴求が可能です。
タペストリー看板の生地の種類と特徴
タペストリー看板に使われる材質は複数あり、使用シーンに応じて適切な種類は異なります。屋内で使用する場合はトロマットやテトロンポンジ、屋外に設置する際にはターポリンやポリエステルがおすすめです。
ここではタペストリー看板の主要な素材と特徴、使用シーンを紹介します。
ターポリン
ターポリンは、塩化ビニル樹脂のコーティングを施した光沢をもつ素材です。発色が良く色褪せの心配が少ない上、耐久性や防水性が優れています。常時の屋外使用や雨風に晒されるリスクがある劣悪な環境での長期使用にも耐えられる丈夫さを備えています。
適切な利用シーンは、屋外の袖看板や、街路樹や電柱に設置する吊り下げ型の広告です。防炎加工が施された素材のため、多数の人が集うイベント会場や火災の発生リスクがある状況で使用しても問題ありません。
トロマット
トロマットは厚みと耐久性を備えた、タペストリー制作の主要な素材です。軽量で持ち運びが容易な上、折り畳んでもシワができにくく長期使用にも向いています。
店舗内の装飾や、通行人にアピールする外向けの看板にぴったりです。屋内で繰り返し使用する際にも適しており、売り出しセールのバナーや定期的な催し物の宣伝に効果的です。
テトロンポンジ
テトロンポンジは薄く軽量、裏抜けが良いという特徴がある生地です。他の素材より単価が安く、費用を抑えたい場面の使用に適しています。
ただし、耐久性は低く屋外の常時使用や長期的な使用には不向きです。そのため、展示会や短期イベント、期間限定商品のPRなど、短期間・一時的な用途に適した素材といえます。
ポリエステル
ポリエステルは、タペストリーによく使われる素材で、耐久性が高く、色が鮮やかに出やすいのが特長です。屋外でも使用でき、日光による色あせが起こりにくいため、設置場所を選ばず、長期間にわたって使用できます。
また、洗濯しても生地が傷みにくく、泥などの頑固な汚れがついても、きれいに落とすことが可能です。このような扱いやすさから、屋内外問わず幅広いシーンで活用されています。
タペストリー看板のデザインのポイント
ターゲットの目を引く効果的なタペストリー看板を作るためのポイントを以下にまとめました。
- デザイン全体に統一感をもたせる
- 2〜3色を基本として必要以上に色を使い過ぎない
- コントラストの強い配色を意識する
- タイトルやキャッチコピーのフォントを大きくする
- 重要な情報は看板の上部や中央に配置する
- 全体のバランスに気を付けて写真やイラストを挿入する
- 意識的に余白を取り入れる
タペストリー看板を集客に役立てる際には、目立つデザインにする工夫が極めて重要です。カラーやレイアウト、フォントを決める前にターゲットや伝えたいメッセージを明確にしましょう。
誰に向けて何を発信したいか決まると、自然とデザインの方向性が定まります。必ずしもカラフルな配色や華やかな装飾が必要になるわけではありません。
タペストリー看板の設置方法と注意点
タペストリー看板を屋外に取り付ける際は、屋外広告物法を順守しなくてはいけません。重要文化財の周辺地域、保安林の指定を受けた地域、公園・緑地・古墳・墓地は原則、広告物の設置が認められません。
また別途屋外広告物の設置に規制が必要な場合、都道府県が個別に条例を通して制限を設けている場合があります。法律上は問題がなくても地域の特性上、禁止の処置が下されるケースがあるのです。
タペストリー看板の設置を検討する場合、事前に明文化されたルールの確認を怠らないようにしましょう。
タペストリー看板の活用事例
タペストリー看板が効果的なPRに作用する可能性が高いシーンは次の通りです。
- 飲食店
- キッチンカー
- イベント・展示会
- その他店舗全般
紐やポールに取り付けが容易なタペストリー看板は場所を問わず、メニューや商品の宣伝に適しています。色合いやデザインの選択肢が幅広いため、カフェやレストランなど飲食店のPRにぴったりです。
また、持ち運びの容易さや設置の簡便性からキッチンカーの宣伝にも適しています。車体に覆いかぶせるように大きなサイズのタペストリーを掲げれば、通行人の注意を引けるでしょう。
まとめ
タペストリー看板には壁面の袖看板や商店街のアーケード広告、店舗前への設置看板などさまざまな使い道があります。
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