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タペストリーとポスターの違いは?4つの違いを解説
タペストリーとポスターの違いは?4つの違いを解説
壁を装飾するアイテムとして知られるタペストリーですが、同じく壁に貼り付け部屋を彩るものとしてポスターも挙げられます。
どちらも自分の好みのデザインのものを飾ることで、部屋をより自分好みの空間にできます。
自室以外にも飲食店など、店舗の壁面装飾として用いられることもあるでしょう。
「壁を装飾する」という共通点を持つ両者ですが、いくつか違いがあります。
タペストリーとポスターの違いを4つ解説するので、それぞれの特徴を踏まえた上で、どちらを使用するのが適しているか判断してみてください。
タペストリーとは
タペストリーとは、壁に吊り下げて使用する織物のこと。厳密にはつづれ織りで作られた織物のことを指しますが、現代では生地に模様がプリントされたものが大半です。
元々は麻や木綿、ウール、絹などの糸で織りこまれたものでしたが、現在では化学繊維の布やビニール、合成紙などが主流です。
壁面を彩ってくれる装飾として用いられることが多く、インテリアの一部として活用されています。
他にも目隠しや店舗などの広告宣伝などに用いられるなど、幅広く活用されています。
設置方法は簡単で、基本的には紐で引っ掛けるだけ。多くのものには紐が付いているので、フックなどで壁に吊り下げて設置します。
ポスターとは
ポスターとは、壁や柱などに屋内外を問わず貼り出される宣伝用の印刷物のこと。イベントや商品などの宣伝用のものと、芸術作品やアイドルなど観賞用のものに大別されます。
コート紙と呼ばれる光沢のある紙が使われるのが一般的です。ポスターの多くに写真が使用されていることから、写真がきれいに再現されるコート紙が多く利用されています。
他にも光沢を抑えたマットコート紙や、グラフィック系と相性の良い上質紙などの紙が用いられ、中にはフィルムや布が用いられたポスターもあります。
紙のため雨などに弱いのが欠点ですが、耐水性に優れた紙を使用したり、ラミネート加工を施したりすれば、屋外でも使用可能です。
設置方法としては、ポスターパネルに入れて飾ったり、テープやピンで固定したりして飾るのが一般的です。
タペストリーとポスターの4つの違い
インテリアの一部として「壁に飾るもの」という面では共通しているタペストリーとポスターですが、大きく4つの違いがあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 素材が異なる
まず違いとして挙げられるのが、それぞれに使用される素材です。
タペストリーは基本的に布が用いられ、ポンジやスエード、ターポリンなどさまざまな素材の生地が使用されています。
対してポスターは一部布やフィルム製のものもありますが、光沢紙や上質紙といった紙のものがほとんどです。
素材が異なることで質感や雰囲気、耐久性などの面で違いが生じます。例えばスエード生地を使用して高級感を演出するなど、布製ならではの利点もあります。
2. 設置方法が異なる
タペストリーとポスターでは、設置方法が異なるのもポイントです。
多くのタペストリーには紐が付いているため、フックなど引っ掛ける所さえあれば、壁だけでなくドアや柱、鴨居、窓枠など、どこにでも設置することができます。
対してポスターは、テープやマグネットなどで貼り付けるのが一般的です。
また吊るして飾れるタペストリーであれば、自由に飾る場所を変更可能。気分やインテリアに合わせて位置を変更したり、来客時に目隠し代わりにしたりとフレキシブルに動かせます。
店舗での使用の場合なら、新商品や目玉商品を宣伝する際など、一定期間で広告商品を置き換えたい場合でも、簡単に変更できるのがメリットです。
3. 耐久性が異なる
使用されている素材の違いから、耐久性にも違いが生じます。
タペストリーは化学繊維などを用いた布製のため丈夫ですが、ポスターは基本的に紙のため長持ちしにくくなっています。
タペストリーの方が雨風に強いのはもちろんですが、破れにくいのもポイント。ポスターは紙であるため、カバンを引っ掛けるなど不意の事故で破れてしまうかもしれません。
特に店舗などに設置する場合は、不特定多数の人が行き交うことになるため、耐久性の高いタペストリーの方が適している場合があります。
4. 使用できる場所が異なる
使用できる場所に制限があるかどうかも、大事なポイントです。
タペストリーは屋内で使用可能なのはもちろん、耐久性が高いため屋外でも使用できます。
対してポスターは、雨風の影響で破れたり、太陽光で変色したりするため、基本的には屋外での使用には適しません。
雨に強い紙を使用したり、光に強いインクを使用したりするか、ラミネート加工でコーティングするなど、ひと手間かける必要があります。
店舗での使用など、屋外使用を視野に入れているのであれば、劣化しにくいタペストリーがおすすめです。
使用用途に応じてタペストリーかポスターか選択しよう
タペストリーとポスターは、どちらも壁面の装飾や店舗の広告宣伝として適しており、どちらを選ぶべきか悩まれるかもしれません。
しかしどちらか一方が優れているわけではなく、一長一短あるので、使用用途に応じて適した方を選ぶことが大切です。
自宅・店舗どちらで使用するのか、インテリアとして使うのか広告宣伝ツールとして使うのか、屋内・屋外どちらで使用するかなど、使用方法から適した方を選んでみてください。
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