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のぼりの収納方法とポイントを解説
のぼりの収納方法とポイントを解説
店舗の宣伝やイベントの飾りつけなど、さまざまなシーンで便利に使われる「のぼり」。縦長で長方形のものがポピュラーで、観光地や道の駅などでもよく見かけられます。
そんな大切な備品の一つであるのぼりは、外に設置したままではなく不要なときには収納することで、雨風などのダメージを抑えて長く使用したいものです。
本記事では、のぼりの収納方法とポイントを解説します。
のぼりの収納をする前にするお手入れ
のぼりは屋外に設置されているケースが多く、濡れたりホコリをかぶったりして汚れてしまうことが少なくありません。そのため収納する前にはお手入れをする必要があり、適切にメンテナンスすることでのぼりの耐用期間を延ばしてより長く使うことが可能となります。
以下にのぼりを収納する前に行いたい、重要な3つのお手入れ法を挙げます。
旗の汚れを落とす
まずはのぼりの旗部分に付いた汚れを落としましょう。汚れが付着したまま収納するとそのまま染みになったり取れなくなったりするため、こまめに清掃することがポイントです。旗の材質が布の場合は、ぬるま湯と中性洗剤でやさしく手洗いすると良いでしょう。
ただし印刷部分にダメージを与えないためにもみ洗いはNGで、同様の理由で洗濯機にかけることも避けるべきです。
ビニール製や紙製の旗は濡れた布でやさしく拭き取るように掃除し、部分的には絞った濡れふきんなどで軽く叩くようにして汚れを落としましょう。
旗の汚れ落としでもっとも注意すべきことは、強くこすり過ぎたり印刷面を傷付けたりすることです。
旗のシワを伸ばす
のぼりは屋外で風雨にさらされたりポールに巻き付いたりして、旗の部分にシワが寄るケースも少なくありません。そのため汚れを落とした後は旗のシワを伸ばしましょう。
もっとも確実な方法としてはアイロンをかけることが挙げられますが、いくつかの重大な注意点があります。
まずはアイロンの温度は低温とすることがポイントです。旗の材質が布やビニールである場合、アイロンの温度が高過ぎると収縮したり変形したりしてしまうことがあるためです。また、印刷面に変色や色ムラなどのダメージを与える可能性があるため、スチームの使用も避けましょう。さらには旗に直接アイロンを当てるのではなく、必ず当て布をすることも重要です。旗の同じ箇所に長時間アイロンを当てないよう常に動かしながら、やさしくシワを伸ばしていくことが大切です。
風通しの良い所で陰干しする
最後に、旗を風通しの良い所で陰干しすることも収納前のポイントです。
屋外に設置している間は直射日光が当たりますが、本来は印刷面の退色や布地の劣化を招くダメージの一つです。従って、無用な変色や旗への負担を避けるためにも陰干ししましょう。
万が一旗に湿気がこもるとカビや染みの原因となり、落とすことが困難になるため、必ず風通しの良い場所を選んでください。環境要因による旗部分への負担をできる限り軽減しつつ、乾燥した状態にしてから収納することが大切です。
のぼりの旗を収納する方法とポイント
のぼりの旗を収納する際には、大きく分けて2つの方法があります。
一つは棒状のものや筒状のものに旗を巻き付けて収納する方法で、旗にシワが寄りにくいことがメリットです。縦方向の長さのまま巻くと収納のためのスペースを要しますが次に使うときに取り出しやすく、横方向の長さで巻くとコンパクトに収納することができます。あるいは芯を使わずに模造紙などの大きめの紙を一緒に巻き込む方法もあり、この場合は湿気の吸収に効果を発揮します。
もう一つは旗を折り畳んで収納する方法ですが、折り目が付かないように一度か二度、ふんわりと畳むことがポイントです。また巻く場合も畳む場合も印刷面を内側とし、長期間使わない場合にはビニール袋に入れて保管するのも良いでしょう。ただしその際には定期的に旗を取り出し、陰干しするなどのメンテナンスが必要です。
のぼりのスタンドやポールを収納する方法
のぼりは旗部分を支えるためのスタンドやポールもセットになっているのが一般的なため、その収納方法も重要です。
スタンド・ポールともプラスチックやスチールを組み合わせて構成されていることが多く、小さな傷や湿気などから錆が生じる恐れがある点に注意が必要となります。
またプラスチック部品も長期間の紫外線や激しい温度変化にさらされると劣化しやすくなるため、直射日光と湿度を避けて温度の安定した場所に保管するのが望ましいでしょう。
収納前には汚れや水分を十分に除き、ホコリよけのためビニールなどでカバーをするのも効果的です。この場合も旗の部分と同様に、保管中に湿気の影響を受けたり想定外の汚れが付着したりしていないか、定期的に確認してメンテナンスを行うことも重要です。
まとめ
のぼりの収納方法について、収納前のお手入れを含め旗とポールそれぞれのポイントについて解説しました。
屋外に設置されることの多いのぼりは決して寿命の長いアイテムではありませんが、メンテナンスしながら不使用時には適切に収納することでダメージを軽減できます。
のぼりの収納時には、ぜひ上記の大切なポイントを押さえてください。
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