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かっこいいのぼり旗をデザインするには?製作のポイントを解説
かっこいいのぼり旗をデザインするには?製作のポイントを解説
「かっこいいのぼり旗でお店の印象を良くしたいけど、具体的なイメージが想像できない」と悩んでいる方もいるでしょう。
おしゃれなのぼりの製作で重要になるのはセンスではありません。適切な手順に沿って一つずつ着実に進めていけば、誰でも洗練されたデザインを作ることが可能です。
今回はかっこいいのぼり旗を作成するフローを紹介します。具体的なポイントを一つずつ確認し、デザイン性に優れたのぼりでお店の印象アップにつなげましょう。
かっこいい旗をデザインする手順
のぼり旗を目にした人にかっこいいと思わせられると、店舗や商品の印象が良くなります。結果的に足を運びたいと感じるお客さんの数が増え、高い集客効果を発揮する可能性があります。
かっこいいのぼり旗を作る際は、コンセプト決めが重要です。デザインする際の具体的なフローは次の通りです。
1.かっこいいの定義を定める
一口にかっこいいといっても、都会的なスタイリッシュさや知的なクールさ、ゴージャスな高級感など言葉が示す意味はさまざまあります。デザインの方向性を決めるためにも、はじめに目指すべきかっこよさを定義しましょう。
のぼり旗のコンセプトは、店舗の外観や商材の特徴と合わせると望ましいとされています。のぼり旗とお店のデザインに統一感があれば、お洒落でかっこいい印象を与えることが可能です。
初めに押し出したいイメージを言語化した後、色の組み合わせやフォントを決めると、ちぐはぐ感のない洗練したデザインになります。
2.色の組み合わせを決める
基本的には、この色を使えば確実にかっこよくなるといえる絶対的なカラーは存在しません。複数の色を組み合わせて、想起させたいイメージを作るという視点が必要になります。
よく使われるカラーと与える印象は次の通りです。
- 赤:情熱的、活動的
- 青:冷静さ、さわやかさ
- 黄:希望、躍動感
- 黒:強さ、高級感
色を組み合わせる際の重要な考え方は、同系色の系統でまとめることです。目立たせようといろいろ織り交ぜると、まとまりがなく、何を伝えたいか分からないデザインになる可能性があります。
商材や店舗の特徴を踏まえて、お客さんに与えたい印象を意識してイメージカラーを一つ決めましょう。例えば青でまとめると信頼感が増し、赤や黄を選ぶと活発なイメージを与えます。
3.のぼりの宣伝内容に応じたフォントを選ぶ
フォントはデザインの印象を左右しかねない、重要な要素です。キャッチコピーや店舗、商材の特徴に合致した文字の使用を最優先に考えましょう。
例えば現代的でスタイリッシュな印象を想起させたいときは、過度な装飾がないシンプルなフォントが適しています。悩んだときは、明朝体や細めのゴシック体の使用がおすすめです。
ポップで可愛らしいフォントは温かみや柔らかみを伝える際には効果的ですが、かっこよさとは相反します。
フォントの使い方でもう一つ重要なのは、1~2種類の使用にとどめることです。視認性を高めるために少な目の情報量が推奨されるのぼり旗においては、文字の装飾は太さや大きさを変えるだけで問題ありません。
4.のぼりの柄・形状を決める
最後にのぼり旗の柄や形を決めましょう。無駄がないシンプルな形状は、洗練された印象を想起させやすい、かっこ良いデザインの一種です。文字や画像によって一目で商材の特徴を伝えられる分かりやすさも魅力です。
独創性のある形状を施せば、印象深くかっこ良いイメージを与えられます。左右の一方が流線型でシャープなのぼり旗は、躍動感やクールさを表現したい場面で適しています。
例えば先端がアルファベットのR型のスウィングバナーは風の中を突き進むヨットのごとき、推進力を感じさせるでしょう。柄に関しては、グラデーションを取り入れて光沢を表現する方法がおすすめです。
のぼり旗に写真を使用する際のポイント
のぼり旗の製作では独自性を高め、商品の特徴をより明確に伝えるために写真素材が使われるときがあります。写真素材でお客さんの興味を惹くためのポイントは、次の通りです。
- 解像度が高い写真を用意する
- 人物画像を使用する場合、カメラ目線の写真は避ける
- 背景と商品・人物のコントラストを強めに出す
真っ先に目がいく写真は商品の魅力を存分に伝えられる反面、質の低い素材を使用すると逆効果になる危険があります。ピンボケや手ブレのない解像度が高いものを選んで使ってください。
かっこよさをアピールしたいときはモデルの画像を使うのも一つの方法です。そのときは記念写真のような印象で安っぽくなりやすい、カメラ目線の画像は極力使用を避けることに注意しましょう。
自然な雰囲気を醸し出すためには、カメラから視線を外した横顔からのアングルが効果的です。
またコントラストを強く打ち出すと写真全体の高級感が増し、かっこよく仕上がりやすくなります。商材を選ぶ手法ではありますが、のぼり旗の印象をよりスマートにしたいときにはおすすめです。
まとめ
かっこいいのぼり旗を製作する際には、初めのコンセプト決めが重要です。高級感やスタイリッシュさ、躍動感、重厚感というように表現したいイメージを明確に打ち出しましょう。
次にフォントやカラー、のぼりの形状を決め、希望のデザインの実現に向けて動き出します。写真を使用する場合、解像度の高さと人物の目線の向きが重要です。ぜひ本記事を参考に、自社の商材に合うかっこいいのぼり旗のアイデアを出してみてください。
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