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神社ののぼり旗の立て方はどうする?方法やコツなど
神社ののぼり旗の立て方はどうする?方法やコツなど
神社ののぼり旗をを立てるときの方法やコツをはじめ、神社ののぼり旗について知っておきたいことをまとめました。神社ののぼり旗は広告宣伝とは違う意味を持つ重要なものです。神社ののぼり旗について知って、ふさわしいのぼり旗を立てましょう。
神社に設置するのぼり旗は、神事の際に神様が神社を見つけやすいようにするものです。また、神社に奉納してくれている人や地域の人に対する感謝を示すという目的もあります。
神社に設置するのぼり旗は、形としては広告宣伝に使用されるのぼり旗と変わりませんが、立て方は異なります。
そこで今回は、神社ののぼり旗の立て方を徹底解説。神社ののぼり旗を立てる方法や、コツなどを紹介します。
神社ののぼり旗は対にして立てるのが一般的
神社ののぼりは、参道の両脇に対にして立てることが多いです。のぼり旗にはのぼりを立てるポールを通す「チチ」という輪っかがあります。左右に立てた時に左右対称に見えるよう、同じデザインでチチの位置を変えたのぼり旗を用意しましょう。
対でのぼりを立てることを「にらみ」といいます。にらみで設置するためには、チチの位置はもちろん、のぼりのデザイン自体も左右対象になるようにするとよいでしょう。
ポールはどんなものでも構いません。竹など、昔ながらの木材を使用している神社が多いようです。また、広告宣伝で使われるのぼり旗と同じように、市販のポールを使用している神社もあります。
神社ののぼり旗を立てるときのコツ
神社ののぼり旗を立てるときは、ポールを参道にある手すりやフェンスなどにくくりつけることが多いです。たくさんののぼり旗を立てる場合は、左右対称の高さ、バランスになるようにつけましょう。一箇所だけをくくりつけても安定しません。何箇所かをしっかりくくっておき、風が吹いても安定するようにしておきましょう。
神社で使用するのぼり旗は綿生地が多い
一般的に目にすることが多い広告宣伝用ののぼり旗は、「ポンジ」という化繊の布を使用しています。ポンジは耐久性が高いのですが、神社で使用する布としては雰囲気に合いません。
神社で使用されるのぼり旗の多くは綿です。ただし、綿といっても、帆布と比べても耐久性が高い種類の綿もあります。綿の風合いと似た、耐久性の高い生地もあります。
神社ののぼり旗は、広告宣伝用ののぼり旗と比べると発注数が少なめです。そのため、のぼり旗製作を請け負う業者のサイトでは、細かく紹介されていないこともあります。掲載されていないからといって取り扱いがないとは限らないので、ぜひ一度問い合わせてみましょう。
神社で掲げられるのぼり旗は2種類
神社に掲げられるのぼり旗は、大きく分けて2種類あります。最適なのぼり旗を立てるためにも、それぞれの特徴をしっかり押さえておきましょう。
1. 奉納のぼり
神社の名前や紋章、神社に祀られている神様の名前がデザインされたのぼり旗を「奉納のぼり」と言います。神様が神社を見つけやすいようにする意味もありますし、のぼり旗で神社を華やかにすることで、信仰心を起こす意味も持っているのぼり旗です。
また、神社は奉納してくれる人たちによって支えられています。のぼり旗も奉納によって作るものです。たくさんののぼり旗を掲げて奉納してもらったものを形にすることで、感謝の気持ちも示しています。
「奉納」や「奉献」の文字が書かれているほか、奉納した人の名前を書く欄を用意することも多いです。
2. 祈願のぼり
「祈願のぼり」は、奉納した人が祈願したい内容が書かれているのぼりです。祈願の内容に合わせて「家内安全」「厄除け」「安産」「合格祈願」などの文字が書かれます。神様に祈願したことを証明するため、また目に見える形で祈願したことを置いておくために用いられるものです。
祈願のぼりは、祈願した内容を書くだけのシンプルなデザインとなっていることが多くなっています。神社によっては、神社の名前や紋章を入れたデザインにしている場合もあるようです。
神社ののぼり旗のデザインを作るときの注意点
神社に掲げるのぼり旗は宣伝広告の目的はありません。一般的なのぼり旗は目立つデザインにすることが多いですが、神社の格に合うシンプルでわかりやすいデザインがおすすめです。
神社ののぼり旗は、赤い布に白字や白い布に赤字が多いですが、これは赤に魔除けの意味があるとされていたことが大きく影響しています。ただし、必ずしも赤を使わなければいけないわけではありません。あくまでも、神社のイメージカラーや雰囲気を考えてデザインを決めることが重要です。
【まとめ】神社ののぼり旗を立てるときは対になるように用意しよう
神社に掲げるのぼり旗は今回紹介したように対になるように用意するのが一般的です。参道の両端に均等になるように掲げ、神様への目印や奉納してくれた人・地域の人への感謝の気持ちとして、華やかに神社を飾ってください。
神社の雰囲気に合うよう、立て方・ポール・デザインすべてに気を配ることも大切です。
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