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のぼり旗の部位ごとの名称を徹底解説
のぼり旗の部位ごとの名称を徹底解説
のぼり旗の各部位には、ポール・横棒・スタンド・チチ・旗止めパッカーといった名称が付いています。カーブのぼり・ミニのぼり・両面のぼり・綿のぼりなど、のぼりの種類ごとの名称もあるため、覚えておくと購入する際に役立つでしょう。本記事では、のぼり旗の種類や部位ごとの名称を詳しく紹介します。
のぼり旗の部位ごとの名称を詳しく紹介
のぼり旗には部位ごとに名前が付いています。ここでは部位ごとの名称や役割について紹介しますので、のぼり旗について詳しく知りたい人はチェックしておきましょう。
1.ポール(竿)
ポールはのぼり旗を広げた状態で立てておくための棒状の部材です。一般的なスチール製ポールや、錆びにくいステンレス製ポールなど、さまざまなタイプがあります。
定番サイズである2~3mのポールや、大きなのぼり旗に対応できる4mのポールなどがあるため用途に応じて使い分けます。一般的に長いものは伸縮式になっており1~1.5m程度に縮めて収納できます。
2.横棒
横棒はのぼり旗の上部を固定するための部材です。ポール内部に収納されているのが一般的で、ポール頭頂部のキャップを外し横に伸ばして使用します。
3.スタンド(立て台)
スタンドとはのぼり旗を垂直に立てておくための土台のことです。水平な場所に置き、ポールを指すことでのぼり旗を安定させます。水を入れて使う注水式スタンド、安定感のあるコンクリートスタンドが一般的です。
タイヤで踏んで固定するタイプや、柱に結んで固定するタイプなどもあるため、状況に合わせて選択しましょう。
4.チチ(チギリ)
チチとはのぼり旗とポールをつなぐための、わっかのような部分のことです。チチは、のぼり旗の左右どちらかと上部にいくつか取り付けられています。左右のチチにはポールを通し、上部のチチには横棒を通すことでのぼり旗を固定します。
チチは白色の紐で作られるケースが一般的です。のぼり旗と同じ色にしたり、黒にして目立たせたりする場合もありますが、清潔感やコスト面を考慮して白にするケースが多いでしょう。
チチ部分が筒状になっている袋縫い加工にすることも可能です。のぼり旗の左右や上部を細長い筒状にして、ポールと横棒を通せるようにすることで、のぼり旗をしっかりと固定できます。風によってのぼり旗が乱れるのを防止できるため、見栄えがよくなります。
5.旗止めパッカー
旗止めパッカーとは、ポールとチチを固定するための小さな部品のことです。ポールをチチに通したあと旗止めパッカーをチチの上からポールに巻き付けるように取り付けることで、のぼり旗が風でまくれ上がるのを防止します。
ある程度の風であれば旗止めパッカーで対応できるため、ぜひ取り付けておきましょう。
6.生地
生地の部分には店名や商品名を書いてアピールします。1.5m程度のコンパクトなものから、3mを超える大きなものまで作成できるため、記載する文字や設置する場所に合わせて選びましょう。卓上に置くことを目的として小さな生地を使うケースもあります。
生地の種類は水をはじいて長持ちする撥水生地、宣伝効果が高い両面印刷の生地、オリジナリティが高いカーブした形状の生地などが挙げられます。
生地へ印刷する代表的な方法は、インクジェット印刷とシルクスクリーン印刷です。料理や人物の写真を使いたい場合はインクジェット印刷を、安く大量に作成したい場合はシルクスクリーン印刷を選ぶとよいでしょう。
のぼり旗の種類・形状ごとの名称を紹介
ここでは、のぼり旗の代表的な種類や形状について紹介します。
1.カーブのぼり
カーブのぼりは上部がアール型になっているタイプです。ヨットの帆のような形状をしているため、セイルのぼりとも呼ばれます。
通常の四角いのぼりよりもスタイリッシュで目立つため、集客効果が高まるでしょう。おしゃれなレストランやカフェ、スポーツジムなどに最適です。
2.ミニのぼり
ミニのぼりは手のひらサイズの小さなのぼりです。店舗のカウンターや受付、机などに置いて使用します。おすすめ商品やキャンペーンをアピールする際に最適です。
3.両面のぼり
両面のぼりは、生地の両側に文字や絵が印刷されたのぼりです。どちら側からも文字や絵が見えるため高い訴求効果を得られるでしょう。裏抜けしない生地を使用して、どちらから見てもはっきりと読めるようにすることが大切です。
4.綿のぼり
綿のぼりは和風の雰囲気を出せるのぼりです。化学繊維で作られたのぼりよりも風合いがよく、和食系のレストランや神社など、趣を大切にする場所で使用されます。その場の和の雰囲気を邪魔することなくお客様へアピールできるでしょう。
【まとめ】目的や設置場所に合ったのぼり旗を立てよう!
今回は、のぼり旗の種類や部位ごとの名称を紹介しました。部位ごとに細かく名称が付いているため、購入する前に覚えておくとよいでしょう。また、さまざまなタイプののぼり旗があるため、目的や用途、設置場所に合わせて最適なものを選ぶことも大切です。
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