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【のぼり旗】リスクを抑えて宣伝効果を上げる風対策方法
【のぼり旗】リスクを抑えて宣伝効果を上げる風対策方法
のぼり旗の風対策について解説します。のぼり旗は効果的な集客ツールですが、性質上風の影響を受けやすいです。風対策をしないと大きな事故につながる可能性もあります。この記事を参考にして、適切な風対策を講じましょう。
お店やイベントを賑やかに見せることができ、集客効果が高いのぼり旗。さまざまなシーンで活用されているのぼり旗ですが、性質上風対策が非常に重要です。対策をしなければ事故のリスクもあるため、設置する場合は正しい対策が必要といえます。
今回はのぼり旗の風対策方法をわかりやすく解説します。安全性と宣伝効果を高められる風対策を行い、のぼり旗を効果的に活用しましょう。
のぼり旗の風対策をしないと起こるリスク
のぼり旗の風対策を知る前に、風対策を怠ったことで起きるリスクを理解しておきましょう。のぼり旗の風対策をしなかった場合に考えられるリスクは主に以下の2つです。
怪我や事故につながる
風が吹いてのぼり旗が転倒してしまうと、怪我や事故のリスクが出てきます。風に煽られたのぼり旗が人に当たってしまう可能性や、道路に飛んでしまって事故の原因になる可能性もあるでしょう。また飛んでいったのぼり旗で、近隣の住宅や店舗を破損させてしまう恐れもあります。
強風でポールが折れてしまいポールが人や車に直撃すると大変危険です。
宣伝効果が半減する
風対策をしていないと、ちょっとした風でものぼり旗があおられてポールに巻き付いたり、上にめくれ上がってしまう巻き上がりが起きたりすることがあります。巻き付きや巻き上がりが起きると、歩行者や車を運転している人がのぼり旗にデザインされた内容を見ることができません。せっかく設置していても、まったく認知されない可能性が高いです。
また、風によって転倒してしまうと、お店やイベント会場の見栄えも悪くなります。倒れたのぼり旗を見た人は、きちんと対応できていないと感じてしまうため、マイナスイメージを持ってしまうでしょう。
のぼり旗の風対策4つ
風はのぼり旗の安全性と宣伝効果に大きく影響します。安全にのぼり旗を設置し、風の日でもしっかり集客できるよう以下の4つの対策を考えましょう。
しっかりした土台・ポールを選ぶ
風でのぼり旗が転倒したり折れたりしないようにするためには、しっかりとした土台と頑丈なポールを選びましょう。土台を重くすれば転倒を防げますし、土台ごと飛んでいってしまう恐れもありません。
土台を重くすると移動が難しくなってしまう……という場合には給水式の土台がおすすめです。水を抜けば軽量になるので、誰でも簡単に設置・移動ができます。
折れにくい頑丈なポールを選ぶのもひとつの対策です。のぼり旗のポールにはさまざまな種類があります。ステンレスポールや強化ポールを選べば、一般的なポールよりも折れにくいです。
巻き上がり防止加工をする
のぼり旗はさまざまな加工に対応しているものが多いですが、袋縫いという加工をしているのぼり旗は巻き上がりを防止する効果があります。通常、のぼり旗にはポールを通すチチがついています。しかし、袋縫いはチチの代わりにのぼり旗のポールを通す部分を筒状に縫っているため、風の影響を受けにくいです。
巻き付き・巻き上がり防止グッズを使う
のぼり旗の巻き付き・巻き上がりを防止するために、さまざまなグッズが用意されています。代表的な巻き付き・巻き上がり防止グッズのひとつがクリップタイプのストッパーです。のぼりの上からポールをリングで挟むことで、巻き付きを防止できます。そのほかにもさまざまなグッズがありますが、安価なものが多いので、宣伝効果を高めるために検討してみるとよいでしょう。
強風時は一時的に撤去する
強風の日は、のぼり旗を撤去するのが何よりの風対策といえます。いくら土台がしっかりしていてポールが頑丈でも、100%リスクを抑えられるわけではありません。万が一怪我や事故の原因になってしまえば、取り返しのつかないことが起きてしまう恐れもあります。また風が強いといくら巻き付き・巻き上がり対策をしても、風にあおられてしまう可能性が高いです。
のぼり旗が転倒する風速は、約14m/s以上とされています。14m/sは強風注意報が出る風の強さです。天気予報をチェックして強風注意報が出ていたら、できるだけ早く屋内に移動させておきましょう。14m/s以下の場合でも体感で風が強いと感じたら、一時的に撤去しておいたほうが安心です。
【まとめ】のぼり旗の風対策をして安全性と宣伝効果を高めよう
のぼり旗は風の影響を受けやすいため、風対策をしていないと安全性が損なわれ、宣伝効果も落ちてしまいます。いくらのぼり旗で集客ができても、安全性を損ねてしまえば意味がありません。のぼり旗を設置する際は今回紹介した対策方法を参考にして、風対策を行うとともにきちんと宣伝効果を狙っていきましょう。
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