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Pバナーとは?デザイン性の高いのぼりでイベントや店舗をおしゃれに演出しよう!
Pバナーとは?デザイン性の高いのぼりでイベントや店舗をおしゃれに演出しよう!
Pバナーは店舗やイベント、キッチンカーなどさまざまな場所で宣伝するためのツールであるのぼり旗の一種です。長方形の普通ののぼり旗とは大きく異なる形状で注目されやすいPバナーですが、使用する際や作成する際に注意点もあります。
本記事では、Pバナーの概要や特長、おすすめのシーン、作成の際の注意点などについて解説します。
Pバナーとは?
Pバナーはアルファベットの「P」に似た、角がない丸みを帯びた形状を持つのぼり旗の一種です。一般的なのぼり旗とは異なる形状は個性的で注目を集めやすいので、差別化を図れるでしょう。
ここからはPバナーは具体的にどのような特徴を持っているのか、詳しく解説していきます。
Pバナーの生地
Pバナーに使用される生地は、通常ののぼり旗にもよく使用される定番の化学繊維「テトロンポンジ」が一般的です。薄くて軽く、しかも生地の価格が安価である点が特徴です。従来ののぼり旗は風にはためいて内容が分かりにくくなることがありますが、Pバナーははためかない構造なので常に文字やデザインを視認できます。はためかない構造の詳細については、後述します。
主なサイズラインナップ
Pバナーには、複数のサイズがラインナップされています。サイズは、小さいもので縦1650mm×横670mm、大きいもので縦2200mm×横1000mmが一般的です。これに、それぞれ2.8mまたは3.4mのポールを取り付けて使用します。
この他にもサイズが用意されている可能性もあるので、購入時はサイズを確認するようにしましょう。
Pバナーの特長
Pバナーは一般的なのぼり旗と大きく異なる形状の違いだけではなく、その形状によってさまざまな特長があります。Pバナーの主な特長は、以下に挙げる3点です。
スタイリッシュなフォルム
Pバナーの大きな特長は、その形状です。曲線が際立つフォルムはあまり見かけないユニークでスタイリッシュな形状なので、一般的なのぼり旗よりも目を引きやすいでしょう。ポールに立てるとのぼりがやや斜めになるため、そばを通行する人の邪魔になりにくいことに加えて、視認性が高いので宣伝効果も期待できます。
風ではためいたり巻きあがったりしない
Pバナーと同じテトロンポンジの生地を使ったのぼり旗は、薄くて軽いため風にはためいたり、ポールに巻きあがったりすることもあるでしょう。そうなると、周囲の人がのぼりに記載している文字やデザインを確認できなくなってしまいます。一方で、Pバナーは風を受けてもポールごと回転するので風を逃しやすく、斜めの形状なのではためいたり巻きあがったりすることもほとんどありません。
耐久性が良い
前述の通り、Pバナーは一般的なのぼり旗より風の影響を受けにくい構造になっています。風で揺れることも少ないのでほつれにくく、生地が傷みにくいです。風が強い場所に設置しても、耐久性が高く長持ちしやすいという特長があります。
Pバナーはこんなシーンにおすすめ!
長方形の一般的なのぼり旗と比較すると個性的で目を引く流線型のPバナーは、とにかく目立ちます。スポーツ関連のイベントで会場を盛り上げるために設置する他、スタイリッシュなデザインはおしゃれな洋風の店舗やアパレルショップの店頭に設置してもよいでしょう。またキッチンカーの宣伝にPバナーを使用して、存在感を際立たせるのもおすすめです。
Pバナーを作る際の注意点
Pバナーは個性的な形状と構造なので、一般的なのぼり旗にはない注意点があります。Pバナーの使用を検討している方は、以下でご紹介する2つの注意点について把握しておきましょう。
正円、正方形、直線のデザインは歪んでしまう可能性がある
Pバナーでは、ポールを通してから調整器具を引っ張って特徴的なP型のフォルムを作っています。生地を引っ張ることとなるので、正円や正方形、直線のデザインはPバナーを立てた際にデザインが歪んでしまう可能性があるので注意しましょう。
引っ張っても歪まないようデザインを調整する必要があるため、企業ロゴなどデザインを変更できない場合はPバナー以外の種類ののぼりを検討してみましょう。
注水型立て台に設置する場合はアタッチメントパイプが必要となる
Pバナーに使用するポールは、一般的なのぼり旗にも使用する注水型立て台に設置が可能です。ただしPバナーは風で回転する構造になっていますが、注水型立て台にそのまま設置すると回転しなくなってしまう点を認識しておきましょう。Pバナーを回転させるためには、専用のアタッチメントパイプが別途必要になります。
竿通し方向を考慮する必要がある
一般的なのぼり旗は、同じデザインでも一部の竿通し方向を反対にして設置することが可能です。しかしPバナーの場合、竿通し方向は全て同じ方向に設定しなければならず、竿通し方向を複数設定することができません。発注する際に、デザインしたPバナーの左右どちらに竿を通すかを決めておくようにしましょう。
Pバナーの組み立て方
Pバナーは、主に以下の手順で組み立てます。
- 金属製フックを通したゴムを調整器具に結びつける
- 小さいサイズのPバナーの場合は、ゴムを短めに結んでおく
- 細いポールから順にPバナーに通しながら連結する
- 全てのポールを「P」の形状になるまで奥まで差し込む
- 金属製フックをハトメに引っ掛ける
- ポールの調整器具を下げ、Pバナーがしっかり張る位置で固定する
まとめ
人目を引く個性的なPバナーは、高い宣伝効果を期待できるのぼり旗の一種です。しかし一般的な形状ではないため、作成・使用する際にいくつかの注意点があります。今回ご紹介した情報を参考に、Pバナーを活用して店舗や商品の宣伝効果を高めましょう。
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