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社旗の読み方を解説
社旗の読み方を解説
社旗は会社のシンボルとなる旗です。会社の外に揚げられることが多いですが、社旗以外にも国旗や安全旗、労働衛生旗、安全衛生旗の旗も揚げられます。それぞれの目的は違うため覚えておくといいでしょう。
社旗は会社に掲揚される旗を指します。
社旗以外も会社で掲揚される旗があり、それぞれ意味や目的が異なります。
今回は社旗の読み方とそれ以外にも社内で掲げられる旗について紹介します。
社旗は(しゃき)と読む
社旗はしゃきと読む名詞です。
社旗とは、簡単に言うと会社を象徴する旗のことです。
ほとんどの企業で社旗が作られており、会社の入り口に揚げられたり会社の式典やイベントなどさまざまなケースで利用されています。
社旗にサイズの定めはない
社旗にはさまざまなサイズがあり、一定の決まりが設けられているわけではありませんが、一般的には縦:横が2:3の比率となっています。
自社に社旗を掲揚する際は2:3という比率を意識するようにしましょう。
会社で揚げられる旗は5種類
会社が挙げる旗は社旗以外にも、国旗、安全旗、労働衛生旗、安全衛生旗があります。
それぞれどのような意味や役割を持っているのか、またどのような場面で利用されて掲揚期間はいつなのか解説します。
国旗は毎日掲揚する会社もある
国旗は国家を表すシンボルです。
そのため毎日国旗を掲揚している会社は多くあります。
また春分の日やこどもの日などの国民の祝日は旗日とも言われています。
旗日は一般家庭でも国旗を揚げる日で、常時国旗を揚げない会社でも旗日は揚げることがあります。
社旗は社外に対してもアピールの効果がある
社旗は会社を表すシンボルです。
社員のモチベーション向上効果や、社員は社旗を見ることで「この会社で働いている」と自覚してもらうことができます。
また近隣住民や来客者などの社外に対しても会社のことをアピールすることもできます。
そのため社旗は毎日掲揚する会社が多いです。
安全旗は安全週間のシンボル
安全旗は安全週間のシンボルです。白地に緑十字のデザインになります。
安全週間とは全国統一で実施されており、昭和3年から行われています。
安全週間は安全旗を掲揚するだけではありません。
経営者による安全所信証明や、工事現場や作業場などの安全を再確認するための安全パトロール、安全に関する作文や標語の発表など安全に関するさまざまな行事があります。
掲揚期間は安全週間の7月1日~7月7日と、準備期間の6月1日~6月30日です。
労働衛生旗の掲揚期間は9月1日~10月7日
労働衛生旗は、労働衛生週間のシンボルです。
デザインは安全旗とは逆の緑地に白十字になります。
労働衛生週間は、労働衛生の意識を高めて国民の健康管理を確保し、より健康で働きやすくなるように職場環境改善することを目的としています。
掲揚期間は労働衛生週間の10月1日~10月7日と、準備期間の9月1日~30日になっています。
安全衛生旗は安全旗とは異なる
安全衛生旗は、安全旗と似ていますが意味は少し異なります。
現場の無事故を心がける安全旗に対し、安全衛生旗は病気や仕事におけるストレスなどにも気を付けて取り組む心がけの旗になります。
掲揚期間は安全旗と労働衛生旗を揚げない期間です。
そのため安全旗や労働衛生旗よりも長い期間掲揚することになります。
雨や風、埃などにも強い素材のものを選ぶといいでしょう。
社旗、国旗、安全旗などは掲揚する順番が決まっている
日本の伝統的な礼法のひとつに「左上右下(さじょう・うげ)」というものがあります。
左を上位、右は下位というしきたりです。
社旗や国旗、安全旗を掲揚する場合、左側が国旗、真ん中に社旗、右側に安全旗(労働衛生旗や安全衛生旗)になります。
ただし会社によっては安全旗の方が社旗よりも格上の場合があります。
左になるにつれて格が上がることを覚えておき、もし指摘があった時は「弊社は安全を非常に重視している」と説明するといいでしょう。
また掲揚するポールの高さが異なる場合は、最も高いポールに掲揚する旗が格上になります。
例えば、真ん中のポールが高く左右のポールの高さが同じ場合は真ん中のポールに国旗、左側に社旗、右側に安全旗などを掲揚するといいでしょう。
社旗のデザインは自由に決められる
安全旗などはデザインが決められていますが、社旗はデザインを自由に決められています。
社名や会社ロゴを入れたデザインが多いですが、社旗のみ特別なデザインをすることもあります。
また社旗をこれから用意する場合は素材に注意しましょう。
社旗は屋外に掲揚する場面が多いため雨や風にに強い素材のものを利用するといいでしょう。
【まとめ】社旗で従業員の意識向上を図る
会社で揚げられる旗は、国旗、社旗、安全旗、労働衛生旗、安全衛生旗の5種類があります。
シンボルとしての役割を持つ旗や、従業員の意識向上を目的とした旗など意味はさまざまなです。
また旗を掲揚するときは格式を意識しましょう。
ポールの高さが同じ場合は左が最も格式が高く、ポールの高さが異なる場合は最も高いポールが格式も高くなります。
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