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のぼり旗のフォントはどんな種類があるの? 作成時のポイントを解説
のぼり旗のフォントはどんな種類があるの? 作成時のポイントを解説
宣伝効果が高いのぼり旗を作成するためには、フォントにまでこだわるのがポイントです。字体によって適したシチュエーションや、もたらすイメージが異なるからです。
フォントにこだわる利点やそれぞれの字体の特徴、フォント決めのポイントを解説します。また、オリジナルデザインの旗の依頼方法も紹介します。ぜひ本記事を参考に、集客に効果的なのぼり旗を作成できるようになってください。
のぼり旗のフォントにこだわるメリット
デザインが同じでも、文字のフォントを変えると見た目の印象が大きく変化します。文言自体に変更がなくても、高級感を高めたり、明るさを演出したりスッキリとまとめたりなどさまざまな効果が期待できます。
さらに、店舗や宣伝したい商品のイメージとマッチするフォントを使うことで、違和感ない宣伝を行えるでしょう。
のぼり旗によく使われているフォント(書体)
のぼり旗によく使われるフォントは「ゴシック体」「明朝体」「毛筆体(筆文字)」の3つです。それぞれの特徴や、そのフォントがもたらす印象について解説します。
ゴシック体
ゴシック体は文字の縦線と横線の太さが変わらない書体で、とめやはらいがありません。文字幅が大きく視認性に優れ、遠くからでもよく目立ちます。力強さや明るさなどの印象を抱かせる効果があるのが特徴です。
外的要因に対する耐性が強く、雨風や太陽光に晒されても劣化しにくい字体です。日焼けでインクが薄くなり始めても読みやすさが落ちないのも強みだといえます。
明朝体
明朝体は縦線が太く、横線が弱くデザインされた書体で、とめやはらいもしっかり表現しています。キレイで上品な印象を抱かせたいときに適しており、たとえば美容院やネイルサロンのような美意識が高い客層を相手にしたビジネスと相性が良いでしょう。
ただし、横線が細いため、雨風や紫外線の影響で文字が見えづらくなってしまう恐れがあります。
毛筆体(筆文字)
筆文字は風情やインパクトを出したいときにおすすめの書体です。パソコンでは出せない手書き独特の風合いや、とめやはらいの墨汁のしぶきは見る者を惹きつけます。
筆文字は歌舞伎のような伝統行事の看板によく使われています。太くて丸みのある字体が温かみを想起させるため、ラーメン屋や居酒屋などのお店ののぼり旗としても頻繁に見かけるフォントです。
その他の書体
のぼり旗のデザインには書体の制限がないので、数あるフォントのなかから好きに選んでかまいません。たとえば筆文字の一種で余白が少ない「寄席文字」や「籠文字」は空席を避けるという意味合いがあるので、新装開店や売り出しなどお客さんを呼び込みたいときに使われます。
ほかにも中華料理屋さんや雀荘といった中国系のイメージを出したいときには隷書体、八百屋さんのくだもののように親しみやすさを押し出したいなら丸ゴシック体がおすすめです。
のぼり旗のフォントを決める際のポイント
のぼり旗のフォントを何にすれば良いか迷ったら、次のポイントを意識してみてください。
- PRしたい内容が一目で分かるようにする
- 視認性を高める
- 配色にも工夫する
それぞれどのように注意すべきか具体的に説明します。
PRしたい内容が一目で分かるようにする
宣伝したい商品が一目で分かるよう、文字や書体には気を配りましょう。押し出したい商材や、セールスポイントに関する文言を入れたほうがより目を惹き、集客に効果的です。
セールスやバーゲンなら「食べ放題」や「大売出し」のようなキャッチコピーを含めると、通行人の目に留まるでしょう。遠くからでも何が書いてあるか判別できるよう、文字のサイズは大きめが基本です。
視認性を高める
視認性とは目視したときの認識しやすさを表します。単に目に入るだけにとどまらず、内容を理解できる必要があります。ドライブで通り過ぎるほんの一瞬で何が書いてあるか分かるためには、シンプルで短い言葉が適切です。
のぼり旗に書かれた文字が大き過ぎるとごちゃごちゃした印象を与え、かえって視認性は低下します。
配色にも工夫をする
集客に効果的な目立つのぼり旗を作るためには、フォントだけでなく配色にも工夫が必要です。重要なのは目立ちやすさを表す「誘目性」と、目で見たときに分かりやすい「視認性」です。
誘目性を高めて人々の注目を惹きつけたあと、視認性を考慮した配色で文字を読んでもらうよう促します。
背景に暖色、文字に寒色を施すなどのように色を組み合わせるのがポイントです。ただし複数のカラーを使えば何でも良いのではなく、季節や店舗の雰囲気に合わせて、適切な色を選ぶ必要があります。
オリジナルテキストが入ったのぼり旗の作り方
オリジナルテキストが入ったのぼり旗の作成を依頼する際に、必要な作業についてご案内します。まず完成形のイメージ図をご自身で用意していただかなければなりません。
当社ではAIデータ入稿・xlsデータ入稿・手書き原稿のなかから、お客様に合った方法をお選びいただけます。
AIデータ入稿
AIデータ入稿は、当社が定める「AIデータ形式」で入稿できる人向けの方法です。イラストレーターを扱える必要がありますが、基本料金は無料です。
ご依頼時はイラストレーターで作成したデータに加えて、画面のキャプチャが必要です。上記2点をフォルダに入れ、ZIP形式に圧縮した後、入稿フォームからご提出ください。
xlsデータ入稿
イラストレーターは持っていないがエクセルは使えるという人は、xlsデータ入稿の利用を推奨します。1点/3,300円(税込)(2023年5月時点の価格)の費用が発生しますが、データでデザインしたいならおすすめです。入稿方法はAIデータ入稿と同様です。
手書き原稿
手書きの原稿をお送りいただく形での注文もできます。PCでの作業が苦手な人や、時間がない方でも気兼ねなくご依頼いただけます。
ホームぺージから手書きデザイン注文書を印刷し、記入が済んだ用紙をFAXでご送付ください。
まとめ
フォントにこだわることで、商材にマッチした宣伝効果が高いのぼり旗を作成できます。字体によって文字の太さや書き方が異なるため、もたらす印象も違うものに変化します。
フォントを決める際はキャッチコピーの長さや配色にまでこだわるのがポイントです。細部まで気を配れれば、集客に効果的な「作って良かった」と思えるのぼり旗が完成します。
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